長野県須坂市にある板倉歯科医院
一般歯科・訪問診療・障害者診療

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2018/11/22 20年後も歯科、歯科医師で食えるのか?

ともすれば小市民だ。とある週刊誌の「20年後も医学部・医者で食えるのか?医歯薬看の新序列」という特集号を興味本位で買ってしまった。部外者の言いたい放題、下世話満点の雑誌で逆に面白い。医者はどうやらこれからもまま安泰のようだ。が、歯科医師は案の定、お先真っ暗、かなり手厳しい。20年後需要が減る予想ランキングでは第2位と絶好調で(ちなみに1位は製薬会社のMR=医薬情報担当者)、「どつぼにはまればなるまでに5000万超掛かるのに、リターンは高が知れている」やら「今や稼げない医師職の代表格として世間一般に認識されている」やら「閑古鳥が鳴く不人気歯学部の阿鼻叫喚」、「上位私立でも(入試難度は)日東駒専並み(これは日東駒専にも失礼だ!)」だの歯科関係者には辛辣な言葉が続く。さらには「(かつては医学部受験生のすべり止めの存在だった)歯学部の不人気っぷりは大学には危機であるが、歯科医になりたい歯学部本命の学生にすればハッピーかもしれない。入試に合格しやすくなり、キャンパスから医学部崩れが消えていくのだから」とここまで来ると返って痛快だ。♪~そんなに俺が悪いのか~♪

一応フォローとして「医科歯科連携領域や口腔ケア領域、歯周病に対する領域を拡充することができれば・・」と某歯科医師の言葉を付け加えてはいるが焼け石に水。・・・そうじゃないんだ、そういうところじゃないんだ。この某先生も雑誌記者も分かっていないなぁ、そもそもこの資本主義社会の中でヒトが生計を立てるとはどういうことだろうか。表層的な一部の数字から歯科とはこうだと判断し、<しか>も議論の軸がずれている。50年程前に、あと20年で世界の石油が枯渇すると騒いだのと似ている。ある老歯科医師が母校の歯学部に対して「あんな大学潰れちまえ」と言ったその深い意味は長年実務をやってきた人間でないとわからない。たとえ経済専門誌でも各業界の本当のところは捉えきれておらず井戸端会議レベルの記述に留まっているようだ。じゃぁそれは・・・と明言したいところだが現役が公言するのはいろいろと支障があるのかな。だから我々歯科医師は知ってか知らでか、この問題に半ば沈黙するのである。さてこの雑誌、我がタイムマシンに入れておき20年後、引退した身で開いてその真価を確かめてみようと思う。

 

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