長野県須坂市にある板倉歯科医院
一般歯科・訪問診療・障害者診療

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2018/11/24 餅だけじゃない!窒息の予防と応急処置

そんな見出しの記事が愛読雑誌「きょうの健康12月号」に載っていた。高齢者が窒息するというと餅を思い浮かべるようだが、ご飯・パンによることが圧倒的に多い。こんにゃくゼリーがよく悪者に扱われるが窒息事例は実は少ない。私もパン・ご飯では窒息の心配はしていないが回転寿司の生イカなど咬み切れず思い切って飲み込むとき窒息するのではないかと不安になる。また中学生の頃、大きな円盤状のキャンディーが口の中でまだ十分溶けないうちにするりとのどを通り、食道で止まった。そうすると息ができなくなり狼狽した。隣にいる祖父に対して声も出ずこのまま死ぬのかと観念しかけた頃、キャンディーが少し溶け出し食道を過ぎていった。小学生の頃の息子も大好きな生ハムを食べていたら突然、ひな鳥のように口を上にぱっくり開けて目が開ききって唸っていた。窒息したなか、涙ながらに自分で生ハムを喉から引き釣り出して難を逃れた。

記事によれば、窒息は唾液が十分に分泌されなくなるときや、歯を失うなど口のトラブルでかみ砕くことができないまま飲み込んでしまう時にも起きる。食べ物がのどに詰まっているときは水は飲ませてはいけないそうだ。取れないときは腹部突き上げ法や背部叩打法で対処するがそれでも物が見えないときは心肺蘇生に移る。現場に居合わせた人が速やかに異物を取り除けば7割以上が回復するという。ただ、そのあとも誤嚥性肺炎(食べ物や唾液が気管を通って肺に入ることで感染する肺炎)のおそれがあるため医療機関を受診すべきとある。

後半では、窒息を予防する食べ方を列挙し、食べ物は細かく刻む、少量ずつ口に入れる等はわかりやすいが「食べながら話さない」は憶えておきたい。そして最後に「周囲の見守りも重要」と締めくくる。誰かがそばにいるということは高齢者にとってはとても有り難いことなのである。「たんぽぽ」という映画で、老人が餅を喉に詰まらせてのたうち回り、傍にいた人達が掃除機を使って取り出すというシーンがあって大笑いしたのだが、実際のところは笑い事ではない。

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